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zoom RSS 道頓堀極楽商店街

<<   作成日時 : 2005/01/21 22:24   >>

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大阪は心斎橋に、道頓堀極楽商店街という、ちょっと懐かしい雰囲気のテーマパークがあり、先日、足を運ぶ機会があったのです。東京は池袋にあるナンジャタウンの浪花版というと、知っている人には分かるでしょうか。ビルの中の何階かを利用して、明治から大正あたりの大阪、ごちゃごちゃした下町の街並をセットで再現し、その店々で大阪ならではの料理、駄菓子、お土産などを提供して、懐かしい味や雰囲気を楽しんでもらおうという趣向。この極楽商店街は、ナンジャタウンとは違って、大掛かりなライドや遊興施設が無い分、派手さには欠けますが、そこはそれ、後発の企画らしく、よくよく練り直されており、街並の作り込みや、スタッフの熟練具合に、ただならぬ気合いを感じて、嬉しい気持ちになります。特筆すべきなのは、施設内で営業する飲食店を、いい加減に設置せず、実際に大阪近郊で人気の高い名店を誘致し、本物の味を提供することにプライドを持っている姿勢です。僕は、神戸新開地に本店があるという「グリル一平」でイタリアンスパゲティーを食べたのですが、これがもう、懐かしさのあまり涙の出るほど美味しい古典的な洋食スタイルのナポリタンスパゲティー。熱い鉄板の上に、コクのあるドミグラスソースで仕上げたナポリタンを載せ、生卵を落とし、ジュージュー焦げるところを喰う。まさに至福の味。昭和30年代に生まれた人には、絶対にお勧めです。(笑)さらに、梅田が本店のフルーツパーラー「コロンビア」で巨大なフルーツパフェを胃に収め、お腹いっぱいになりつつ、食後の駄菓子をつまみながら歩いていると、突然音楽が鳴り響き、スポットライトが当たって始まる、スタッフを兼ねた役者さん達による演劇。これがまた独特で、いわゆる昔の松竹新喜劇や、吉本新喜劇を、今風のミュージカルに置き換えたものと言えば、伝わるでしょうか。案外と大掛かりで、立体感のある舞台に、仲居の蝶子はん、放蕩者の吉治朗、ダンサーの美代子など、古典的大阪喜劇のキャラクターが登場し、浪花節風のベタなストーリーを追いつつ、歌い踊り、果てはワイヤーで宙乗りをこなすという。小振りながら、よく考えられて楽しいエンターテイメントで、いま何故テーマパークなのかという問いに対する答えを、明確に提唱しているあたり、すっきりとした説得力を感じました。世にインタラクティブという言葉が氾濫して久しいですが、昔の落語や演劇などは、そもそもインタラクティブな表現で、舞台と客席のコミュニケーション無しには成り立たない娯楽だったわけで、そういう意味で、人を楽しませる基本に立ち返ろうというこのテーマパークの運営方針は、大阪らしい熱意と工夫に満ちた、素敵な試みだと思います。是非一度、お運びあれ。
http://www.doutonbori-gokuraku.com/

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