ちょっとした縁があって、静岡産業技術専門学校というところで5月23日から6回に渡って、ゲームシナリオの書き方を教えることになった。ゲームといっても、シナリオはシナリオで、その本質に変わりがあるわけではないが、映画や舞台や、他の諸々とは少し毛色の違う制約があり、実際のところ、普通にシナリオが書ける人でも、ゲームとなると勝手が違うことが多い。ゲームの企画や設計が理解できていないと、往々にして矛盾や不具合を生じるので、用心しなければいけないところだ。現場での経験や知識の集積があるから、シナリオを書く分には不自由しないが、教える方のプロではないので、少々悩みつつ、とりあえず、ざっくりとこんな風に進めようかと思っている。 1)ゲームシナリオの特徴と概論 2)シナリオにおける表現のケーススタディと「会話」 3)制作実習(設定) 4)制作実習(キャラクター) 5)制作実習(ストーリー) <自分であらすじをまとめてくる宿題> 6)あらすじの発表と合評 工夫しているのは、制作実習の部分。単に、各々に文章を書かせたりするのではなく、教室に居る生徒にどんどん質問を投げかけ、その場で思いつく意見の中から、リアルタイムで一気に世界設定からキャラクター、ストーリーまでを構築してしまう。時間は限られているが、迷いさえしなければそれは大きな問題ではない。 重要なのは、瞬発力。実際のゲーム制作においても、会議の席でどんどんアイデアを出し、それを取捨選択していく作業は欠かせない。目の前で、イメージが組みあがっていく面白さ。スピード感。いわゆる創作のダイナミズムを、みんなに味わってもらえば、それが如何に魅力ある作業であるか、分かってもらえるのではないかと思う。 |
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内なる声が・・・さすがに行けません。平日はちょっと・・でもこの講義 |
しゅん 2006/05/22 23:35 |
分かってもらえるのではないかと思っているけど、いやー、やっぱり疲れますな。(笑)大人数相手に、一気に3時間もあれこれ説明しつづけるのは、物凄いエネルギーを消耗する作業。また、40人ほども居ると、人によって興味の度合いがまちまちだから、反応が有ったり無かったりで、しかしだからといって放っておくわけにもいかず、その都度なるべく面白そうな話題を選んで話したりするのだが、なかなかに難しい。専門学校の先生という仕事も、実に大変なものだと思う次第です。僕が学生のころも、勉強に邁進って感じではなかったから。人のことは言えないんだけど。(笑)しかし、シナリオ云々からの脱線部分とはいえ、いわゆるプロダクションマネージメント、ゲーム制作における、スケジュールの組み方、予算的内訳や、工数からする全体のコンテンツ量の算出の仕方なんかを、実際の数字を挙げながら話したりして、そういう経験から出てくる実用的な情報やノウハウは、今後おそらく、他の場所で聞く機会は無いと思うから、少しでも参考にしてくれると嬉しいんだけどなあ。 |
菊田裕樹 2006/05/24 00:40 |
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