映画大好き

映画が大好きなのだけれど、時間的にも気持ち的にも、映画館に足を運ぶ余裕がない。あの暗くて静かで、孤独に浸れる空間に身を置いて、束の間、別世界の驚きや、映像の美やしさ、情愛の力強さに心を踊らせるのは、無上の喜びであるとしても。やはり1800円は高すぎる。(笑)やっぱりDVDを待とうかな、などと弱腰になってしまう人も、きっと多いだろうと思う。さておき、ウェブの世界は便利なもので、現在製作中の最新映画の予告編が、総まとめで観られるサイトがあり、僕などは、せめて情報だけでも知っておきたいと、頻繁に好みの作品をチェックしては、出来をあれこれ想像して楽しんでいる。
http://www.apple.com/trailers/

たとえば、今いちばん期待の大きい映画と言えば「War of the Worlds」。トム・クルーズとスティーブン・スピルバーグの映画で、何かというと、1953年ジョージ・パル制作の映画「宇宙戦争」のリメイクである。さらに元をたどれば、H・G・ウェルズによる古典的SF小説であり、オーソン・ウェルズによってラジオドラマ化され、アメリカの夜にパニックを巻き起こした逸話があるのは、言うまでもない。おのずと今回のリメイクには、期待の膨らむところ、なにやら噂では、巨額の費用をかけた大作らしいが、肝心の予告編には、宇宙人のかけらも写っていないので、どんな映画かさっぱり分からない。(笑)ジョージ・パル版の映画では、如何にもSF的な設定が採用されており、地球に侵略にやってくる火星人の兵器、通称Martians War Machineが、空飛ぶ円盤的なデザインで宙を浮いていたりしたが、やはりここはひとつ、原作小説の挿絵で馴染み深いように、細長い三本足を駆使して街並を縫うように進む、建設車両のような無骨な姿であって欲しいと思う。

そして、さらに期待が大きい、意外な作品がひとつ。「指輪物語」を見事に映像にしてのけたピーター・ジャクソン率いるSFXチームWETAの手になる、初の映画化「The Chronicles of Narnia」つまりは「ナルニア国ものがたり」。イギリスの小説家であり神学者であるC.S.ルイスが、子どものために書いた長編ファンタジーだという、残念ながら僕は未読だが、神秘の国ナルニアを舞台に2500年以上に及ぶ歴史が壮大に繰り広げられる物語で、出演するキャラクターの種族が50種以上もあり、これまでも「指環物語」と共に、実写版は不可能といわれてきた。が、「指輪物語」が映画化された以上、「ナルニア国ものがたり」も映画化出来るのである。(笑)論より証拠で、開発風景やインタビューの入った予告編を見ると、制作側の気合いの入り方も凄まじく、武器や剣、鎧などプロップの造作は言うに及ばず、着ぐるみや特殊メイクで表現される、異世界の住人達が、ファンタジーを通り越したリアルな存在感で、嬉しくなってしまう。さすがはWETA。「指輪物語」の中つ国の風景を、有無を言わせぬ完成度で構築してみせた力量は本物だ。監督は「シュレック」を撮ったアンドリュー・アダムソンなので、演出の才能としては申し分ないと思う。公開は2005年12月。こういう映画を待つのは楽しい。
「ナルニア国ものがたり」全7冊セット

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0