霜月はるか

画像アニメイトTVの記事で拙作の「聖剣伝説2」を誉めていただいたようなので、返礼の意味も込めて、霜月はるか女史について書く。といっても、お名前を存じている程度で、面識も無く、いくつかお仕事を拝聴しただけなので、失礼などなければ良いが。さて、幻冬舎より刊行の月刊コミックバーズに「ローゼンメイデン」という、ゴシック風味の人形をテーマにした漫画があって、そこそこ人気があり、先年アニメ化された。この分野というと、川原由美子の「観用少女」や、須藤真澄の「振袖いちま」 古くは内田善美の「草迷宮」などがあるが、この作品のメインキャラクター「真紅」は、ご多分に漏れず気の強い言動と高飛車な態度で、なかなかに捨てがたい魅力を放っている。原作とは若干別物の感のあったアニメーション番組の内容はさておき、エンディングにかかる「透明シェルター」というテーマ曲は、妙に耳触りが良く、心惹かれるものがあり、記憶に残った。果たして後に、事務所のスタッフが買ってきたシングルCDを見ると、作詞作曲myuとあり、タイトルのとおり抜けるような透明感と艶やかな伸び、素敵な歌声を披露していたボーカルが、霜月はるか女史であった。曲の狙いと表現が上手く相乗した結果だと思うが、その印象は、天才矢野顕子のデビュー作にして最高傑作「Japanese Girl」に収録された「電話線」という曲を思わせる。リトル・フィートのメンバーによる抑制の効いた、それでいて抜群のスピード感のある演奏、そして、どこまでも突き抜けていく歌の到達点。「透明シェルター」には残念ながらロウエル・ジョージのスライドギターの冴えは無いが、打ち込みながら斬新なアレンジと、緻密に構成されたコーラスが、しっかりと土台を支え、歌詞を真っ直ぐ旋律に乗せるような、素直で可愛らしい歌の個性と相俟って、実に魅力的な一曲に仕上がっていると思う。霜月女史の今後の更なるご活躍に期待する。

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